
もういい歳なんで、ジャズボーカルとか出来ませんについて考える。
ジャズボーカルというか、他のジャンルでも一緒だと思うけど、この辺りはボーカルのテクニック的に重要だと思います。
・正確にピッチをコントロールできること
・大きな音から小さい音までコントロールできること
・正しい発音で発声できること
・正しいリズム感で歌えること
・歌詞の情景をイメージすること
・感情移入を適切に行うこと
・マイクを有効に使うこと
・その他たくさん
当然のことだけど、しっかり練習しないと素人さんが楽しそうに歌ってるねぇって域から脱する事は出来ないと思います。(偉そうに言えるほど私も歌えませんが・・・)
また、歌が上手く歌えるかどうかに関しては、その人が持っている才能みたいなのが大きく影響を与えるという不公平な内容ですね。
歌が元々歌える人は、適当に歌ってもある程度上手く聞こえますし、逆に音痴と言われる部類に入る人は、頑張って練習しても褒めて貰える領域にたどり着くのはかなり難しいです。
ボーカルは体が楽器みたいなもんなので、歌うことに適した体で「偶然」生まれた人が有利なのはやむなしの部分ですね。
また、子供のころから歌を歌ってきて今に至る人は、練習するという意識が有るか無いかに関わらず結果的に練習を積んできているため、上手くなっている可能性が高かったりもします。
ところで、歌の目的って何でしょう?
最初に書いたテクニック的に重要なことは目的では無くて手段ですよね。
私が思うに、歌を歌うことの目的は音楽全般と全く同じで、聴く人の心を揺さぶる事だと思うのです。
勿論、この場合の聴く人には自分自身も含まれます。
あぁ、何か歌ってるのねと感じられるか、なんか心が揺さぶられてドキドキしたり、ワクワクしたり、悲しく成ったり、満たされたりすると感じて貰えるかの違いは大きいと思います。
色々書きましたが、ここからが本題です。
音痴はダメなんでしょうか?
これについて、少し思う所が有るんです。
当然のことながら、テクニックによって歌の品質は大きく変わると思います。
しかし、少々音痴でも気持ちが充分に入っている場合聞いている側は感動すると思います。
というか、私は感動します。
聴きながら冷静な部分では「下手やな」と思いながら聞いていても、その人の気持ちが伝わってくると、小手先のボーカルテクニックなんかどうでもよくなって、思わず涙が出たりする瞬間が有ります。
特に年齢を重ねた人が本気で思いを込めて歌っているのを聴くとなんか心が大きく揺さぶられます。
同じ歌唱力で若い人が歌っていても、単なる下手としか見ないレベルでも、年齢を重ねた人が真剣に歌っているのは良いもんです。
恥ずかしがって冗談交じりに歌うとかでは無くて、下手でも良いので真剣に気持ちを込めて歌う場合は年齢を重ねているほうが圧倒的に有利だと思います。
何故なら、その人の人となりが歌に出てくるから。
声なんか出てても出て無くても良いんです。
音程なんか外れても良いんです。
大切なのは、真面目に真剣に気持ちを込めて歌うことだと思います。
そういった点で、年齢行ってるから本当は歌いたいんだけど、諦めますと言うのは勿体ないと思います。
年齢という切符を手にしてる状態なんだから、その切符を大切に使ってほしいと思います。
とはいえ、具体的に何から手を付けて良いか分からないというケースも多いと思います。
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